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 適用範囲
この規格は、主に木材などの植物繊維を成形した繊維板について規定する。
 種類及び記号
2-1.密度による区分
繊維板は、密度と製法によって下記の通り区分する。
種類 |
記号 |
密度 |
インシュレーションファインバーボード
（以下、インシュレーションボードという。） |
ＩＢ |
0.35ｇ／  未満 |
2-2.インシュレーションボードは、用途及び難燃性によって、次の通り区分する
(１）用途による区分
種類 |
記号 |
主な用途（参考） |
タタミボード |
Ｔ−ＩＢ |
畳床用 |
(２）難燃性による区分
 ホルムアルデヒド放散量による区分
ホルムアルデヒド放散量による区分は、下記の通り区分する。
種類 |
記号 |
ホルムアルデヒド放散量 |
平均値 |
最大値 |
F☆☆☆☆等級 |
F☆☆☆☆ |
0.3mg/L以下 |
0.4mg/L以下 |
F☆☆☆等級 |
F☆☆☆ |
0.5mg/L以下 |
0.7mg/L以下 |
F☆☆等級 |
F☆☆ |
1.5mg/L以下 |
2.1mg/L以下 |
 形状、寸法及び許容差
形状、寸法及び許容差は次のとおりとする。ただし、注文品の寸法は、受渡当事者間の協定とし、その寸法の許容差及び直角度は下記のとおりとする。
(１）厚さ 単位／mm
種類 |
厚さ |
インシュレーション
ボード(IB) |
タタミボード（T−IB） |
10、15、20 |
(２）幅及び長さ
タタミボードのみ
910×1820 940×1850 970×1940 1000×2000
(３）寸法の許容差及び直角度 単位／mm
種類 |
厚さ |
厚さの許容差 |
幅及び長さの
許容差 |
直角度 |
無研磨板 |
インシュレーション
ボード |
タタミボード
(T-IB) |
10未満 |
±1.0 |
±4.0 |
2以下 |
10以上 |
±1.2 |
 品 質
インシュレーションボードの品質
種類 |
厚さ |
密度
g/  |
含水率
% |
曲げ強さ
N/ |
吸水厚さ
膨張率 % |
熱抵抗
 ･K/W |
タタミボード (T-IB) |
10 |
0.27未満 |
5以上
13以下 |
1.0以上 |
10以下 |
0.181以上 |
15 |
0.267以上 |
20 |
0.361以上 |
 製品の呼び方
例１
（１）タタミボード T−IB
 表 示
製品又は包装には、次の事項を表示しなければならない。ただし、一荷口ごとに表示してもよい。
(1) 種類または記号
(2) 寸法（厚さ×幅×長さ）
(3) 製造年月又はその略号
(4) 製造業者名又はその略号
(5) 注意書き (例)他の製品からホルムアルデヒドを吸収するおそれがあるので保管には十分に注意しなければならない。 |
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tatamiya-san.com
抜粋のため原文と表記が異なります。
JIS規格（抜粋）
JAS規格（抜粋）
